こんにちは、ShiritaiThailandです。
今日は、タイ北部のチェンマイ県にある歴史や文化を感じることができるお寺10選を紹介したいと思います。
チェンマイはタイ北部にある都市で、その豊かな歴史や文化、
そして多数の仏教寺院「 タイ語で วัด (ワット)」で知られています。
市内および周辺地域に300を超える寺院があり、
タイの精神的な文化遺産を探求したい人にとっては必見の観光地です。
チェンマイの歴史
チェンマイは、タイの北部に位置する歴史と文化に満ちた都市で、
タイ王国の最初の首都の1つでした。
チェンマイの歴史は古く、紀元前約2000年には既に人々が居住していました。
13世紀になると、チェンマイはランナー王国の首都となり、その後も繁栄を続けました。
16世紀にはビルマ王国による攻撃を受けましたが、
18世紀には再び独立を果たし、タイ王国に加わりました。
チェンマイは、ランナー王朝の文化的中心地としても知られており、
その豊かな文化遺産は今でも残っています。
チェンマイは、多くの仏教寺院(ワット)が点在することでも知られており、
これらの寺院は市内や周辺地域において、スピリチュアルで文化的な遺産を反映する
重要なランドマークとなっています。
現代のチェンマイは、文化、歴史、自然、独自の食文化を兼ね備えた
魅力的な観光地として知られています。
チェンマイに来たら見逃せない お寺10選
旧市街内の寺院
1. ワット・プラ・シン Wat Phra Singh
ワット・プラ・シンは、タイのチェンマイ市中心部に位置する有名な寺院です。
その特徴は、美しい建築とプラ・シン仏像にあり、
この仏像はタイ国内でも最も重要な仏像の一つとされています。
寺院には繊細な彫刻や美しい壁画が展示され、美術愛好家を魅了します。
ワット・プラ・シンは豊かな文化的・歴史的な意義を持ち、
訪れる人はチェンマイの昔や精神的な遺産を垣間見ることができます。
寺院の雰囲気や静かな環境は、瞑想や黙想に最適な場所です。
また、中心部に位置しているため、観光客や地元の人々にとってもアクセスしやすい場所です。
ワット・プラ・シンは、チェンマイの豊かな文化と宗教的伝統を融合した証となるようなお寺です。
所在地:
2. ワット・チャイアンマン Wat Chiang Man
ワット・チャイアンマンはチェンマイ最古の寺院であり、歴史愛好家にとっては必見の場所です。
その特徴は、ユニークな建築様式と古代の仏像です。
静かな雰囲気と穏やかな空気が広がっており、瞑想や黙想にぴったりの場所として人気です。
寺院の中には歴史的な遺物や美しい彫刻が展示されているので、美術に興味がある方にもおすすめできるお寺です。
ワット・チャイアンマンはチェンマイの宗教的な遺産を象徴する存在であり、
その歴史と文化的な意義を体験することができます。
アクセスに便利な市内中心部に位置しています。
所在地:
3. ワット・パン・タオ Wat Phan Tao
ワット・パン・タオはチェンマイに位置する魅力的な寺院で、ユニークなティークウッドの建築で知られています。
この寺院の見どころは、美しい木製のヴィハーン(集会所)で、細密な彫刻と職人技が光るお寺です。
とても細かい仕上がりの職人技を鑑賞することができ、寺院の文化的な重要性を感じることができます。
ワット・パン・タオは、伝統的なランナー様式の装飾と華麗な屋根でも有名です。
有名なワット・チェディルアンの近くに位置しており、合わせて訪れるのもおすすめです。
所在地:
旧市街外の寺院
4. ワット・プラタート・ドイステープ Wat Phra That Doi Suthep
ワット・プラタート・ドイステープは、チェンマイの郊外に位置する山の上に建つ最も聖なる寺院の一つです。
こちらもチェンマイに来たら外せない寺院の一つです。
この寺院は仏陀の遺物を納めるために建てられたといわれています。
その見事な建築と市街地を見渡せる壮大な景色から、観光客に人気のある目的地となっています。
寺院への入り口は、長い階段を登る必要がありますが、上に登るほどにアドベンチャー感が増し、
寺院への期待値をあげてくれることでしょう。
寺院の内部には美しい仏像や壁画があり、仏教の信仰と精神性に触れることができます。
ワット・プラタート・ドイステープは、歴史的にも興味深く、スピリチュアルな魅力満載の寺院です。
場所:
5. ワット・スワンドーク Wat Suan Dok
ワット・スワンドークは、大きな白いチェディ(仏塔)と王室の墓地で知られる寺院です。
この寺院は、旧市街の外に位置し、歴史的な意義を持っています。
以前は王室の寺院であり、王族の墓が建てられています。
静かな庭園と美しい景観があり、リラクゼーションと瞑想をする場所としても人気があります。
場所:
6. ワット・ウモン Wat Umong
ワット・ウモンは旧市街から少し離れた森の中に位置する寺院で、古いトンネルがあることでも知られています。
これらのトンネルはかつて僧侶たちが瞑想に利用していました。
静かでとても落ち着くこの場所に都会の喧騒から離れてくつろぎにくる人も多くいます。
寺院の周辺には自然豊かな敷地が広がっているので、中を散策するのもおすすめです。
地元の人が座ってお喋りしたり、放し飼いしている鶏がいたりと、ゆっくりとした時間が流れる寺院でもあります。
場所:
7. ウォット・ジェット・ヨット Wat Jet Yot
ワット・ジェットヨットは市街地の外れに位置し、少し変わった建築様式で知られています。
ランナーとスリランカの要素を組み合わせた寺院は、他の寺院とまた違った雰囲気であり、
それがまた魅力的な寺院です。
寺院の周囲には静かな環境が広がり、こちらの寺院も瞑想にぴったりの場所です。
旧市街からは少し離れますが、MAYAデパートから比較的近いのでアクセスしやすいかと思います。
場所:
8. ワット・ロクモリー Wat Lok Molee
ワット・ロクモリーは、チェンマイで有名な仏教寺院であり、印象的な建築と静かな雰囲気が特徴です。
街の北に位置し、ランナとビルマの建築様式が組み合わされています。
寺院の古いチェディは、仏陀の遺物が納められていると信じられています。
豪華な木造のビハーンと細かい彫刻に魅了されます。
ワット・ロクモリーは14世紀ごろに建設されたといわれており、長い歴史があり、文化や宗教的な面でも重要な建物とされています。
場所:
ユニークな寺院
9. ワット・チェディルアン Wat Chedi Luang
チェンマイのワット・チェディルアンは、14世紀に建てられた歴史的に重要な寺院です。
見どころは、かつて市内で最も高い建物であった巨大な廃墟となったチェディ(仏塔)です。
地震による一部の破壊がありましたが、残された美しい彫刻は昔の寺院壮大さを象徴しています。
また、他にも境内には歴史的にも重要な建物があり、見ごたえたっぷりの場所です。
場所:
10. ワット・スリ・スパン Wat Sri Suphan
「ワット・スリ・スパン」は「シルバーテンプル」として知られ、銀で覆われた寺院です。
この寺院は世界で最初に建てられた銀のお寺として知られています。
建築はランナー様式の石組みで、繊細な彫刻の上に銀とアルミの装飾が施されています。
また、寺院では伝統的な工芸技術の実演やワークショップも行われています。
タイでも銀で建てられたお寺は珍しく、全国から参拝者が訪れています。
場所:
まとめ
近年、チェンマイは世界中から観光客が訪れる人気の観光地となりました。
街にある美しい寺院は観光客をひきつける1つの理由ではないでしょうか。
チェンマイを訪れた際には是非寺院にも足を運んでください。
美しい寺院に魅了されることでしょう。
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