タイ・ピッサヌローク県 ~ 長い歴史と美しい景色に満ちた観光都市~

みなさん、こんにちは。

今日は、タイ北部に位置する、ピッサヌローク県をご紹介します。

タイではそれぞれの県にคำขวัญ(カムクワン:日本語でいうとキャッチフレーズのようなもの)があります。

県の特徴や他県に誇るものを用い、県をPRするもので、県の魅力が詰まっています。

次のカムクワンは、本日ご紹介するピッサヌローク県のものです。

「偉大なる仏陀の栄光、仏の誕生地

ナン川とクゥエーウノーイ川の間に美しい村々があり、

甘く澄んだバナナが育つ

洞窟や滝など、目で楽しませる美しきもの」

いかがでしょうか?

ピッサヌロークの美しい情景が浮かんでくるカムクワンではないでしょうか?

それでは、ピッサヌローク県の魅力をたっぷりご紹介していきます。

もくじ

ピッサヌローク県の起源

みなさんは、ピッサヌローク県と聞いて何を思い浮かべますか?

タイで最も美しい仏像といわれている「チナラート仏」が鎮座するワット プラシー ラタナ マハタートがあります。

さらには雄大な自然、歴史的な建造物がたくさんあるのがピッサヌローク県の特徴です。

ピッサヌロークは、タイ北部の入り口にあり、中部と接する県です。

また、ラオスの国境にあるサイヤブリー県とも接しています。

タイの歴史を語る上でとても興味深い歴史があり、古代のクメール時代から存在する古い町です。

元々は、ナーン川とクゥエーウノーイ川の間に位置していることから、

「支流の町」を意味する名前で呼ばれていました。

現在、この地域にはチュラーマニー寺院があります。

アユタヤ時代、ピッサヌロークは政治、統治、経済、宗教、そして芸術や文化の分野でとても重要な役割を果たし、

ボーロマ トライローカナート王のもと、州都として機能していました。

その後、トンブリー王朝時代にビルマ軍との戦争の拠点となりました。

ラタナコーシン王朝時代には、ラーマ5世により、

ムアン・ピサヌローク(เมืองพิษณุโลก 注:日本の市または郡に当たる)から、

モントン・ピッサヌローク(มณฑลพิษณุโลก) 

注:現在はモントンは廃止。県より規模は大きく、省または州と翻訳可)

と呼ばれるようになりました。

そしてモントン制は廃止され、現在のピッサヌローク県となりました。

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ワット プラシーラッタナマハータート・ウォーラマハーウィハーン

ワット プラ・シーラッタナマハータート・ウォーラマハーウィハーン、

地元の人からは「ワット・ヤイ(大寺院)」と呼ばれるこのお寺は、

ピッサヌローク県の主要な寺院であり、観光客はもちろんのこと、地元の人々も頻繁に訪れるお寺です。

この寺院には、仏陀の巨大な仏像である「ルワン・ポー・ヤイ(大いなる仏)」があります。

この仏像は、パヤーリタイ王時代の貴重な金の仏像であり、

世界で最も美しい仏像の1つと言われています。

建築や彫刻において美しいこの寺院は、ピッサヌローク県はもちろんのこと、

タイ全体でも重要な寺院の1つとして知られています。

場所:ピッサヌローク県ムアンピサヌローク郡:

ワット ラ・シーラッタナマハータート・ウォーラマハーウィハーン

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