タイにはさまざまな観光スポットがありますが、
水上マーケットは、タイに来たらぜひとも訪れてほしい場所の一つです。
独特の雰囲気や魅力は行ってみないとわかりません。
非日常的な体験ができるはずです。
今日はタイに来たら外せないおすすめの水上マーケット6選を紹介していきます。
水上マーケットとは??
タイは昔から、川や運河を中心に栄えてきた国です。
川や運河は人々の生活には欠かせないもので、そこを行き来する、船は人々の生活の中心でした。
そして、川や運河を利用して、商人たちも食料品や生活用品などを運び、
移動しながら商売をはじめていきました。
そこから水上マーケットが生まれたといわれています。
現在は、陸路が主な交通手段となったことから、観光地として開かれている市場が多くあります。
水上マーケットでは、新鮮な野菜や果物、香辛料、そしてお土産品などがあります。
船の上で売られている、タイヌードル(クイッティオ)やおいしいシーフード料理もあり、
手軽にたべることができるストリートフードも試してみたい一品です。
また、ボートで周囲を回る観光ツアーに参加することもできます。
地元の人たちの生活を垣間見ることができ、景色を眺めていると、日常を忘れてしまうそんな気分にさせてくれます。
それでは、タイにきたら外せない水上マーケット6選を一緒にみていきましょう。
ダムヌン・サドゥアック水上マーケット (Damnoen Saduak Floating Market) : ラーチャブリー県
ラーチャブリ県にある、ダムヌン・サドゥアック水上マーケット (Damnoen Saduak Floating Market) は、100年以上の歴史を持つ古い水上マーケットです。
新鮮なフルーツやローカルフードを乗せたボートが行き交い、
市場独特の威勢のよい元気な声が聞こえて行きます。
たくさんのお店もありますが、中でもおすすめなのが、
船の上で作られるボートヌードル(クイッテオ・ルア)、ココナッツミルクのアイスクリーム、
米粉やタピオカ粉の生地をココナッツミルクと砂糖で練って作ったお菓子
(カノムバービン)などがあり、どれも手軽に食べることができます。
工芸品や派手なTシャツもあるので、お土産にもおすすめです。
このマーケットがにぎわうのは午前中です。早起きして向かうのがおすすめです。
この水上マーケットの目玉は、ボートにのって運河を回るボートツアーです。
すれ違うボートからお土産物やヌードルを買ったりと、とにかく見どころがたくさんです。
いつもとは違うタイの文化に触れてみるのも楽しいと思います。
営業日:毎日
営業時間:7時から17時まで
(早朝がにぎわっているのでできれば早朝に行くことをおすすめします)
アンパワー水上マーケット (Amphawa Floating Market) : サムットソンクラーム県
アンパワー水上マーケットは、サムットソンクラーム県にある水上マーケットで、
バンコクから車で約1時間半から2時間ほどで行けるアクセスのよい水上マーケットです。
今での古い長屋や家屋が残っており、そこで暮らす人たちも昔ながらの暮らしをしており、
タイ人にも人気のマーケットです。
全長500メートルほどある運河の両岸に様々な店が並んでします。
宿泊施設もあるため、宿泊をして、ゆっくりと朝と夜の雰囲気を楽しむことができます。
また、船に乗ってホタル観賞ができることでも知られています。5月から10月の間には美しい光を放つホタルの群れをみることができます。
マーケット周辺の船着き場から乗船可能です。市場探索と合わせてホタル観賞もおすすめします。
営業日:金、土、日曜日
営業時間:12時から20時まで
タリンチャン水上マーケット (Taling Chan Floating Market): バンコク
タリンチャン水上マーケットは、バンコク市内からアクセスしやすい場所にあります。
さきほど紹介した2か所より、規模は小さいものの、コンパクトにまとまったマーケットです。
ここでも運河の回りを観光するボートツアーがあります。
この運河は地元の人も移動手段として利用しているため、自然の風景と運河のそばに住む地元の人の生活が近くでみることができます。
また、川のそばで涼しい風を感じながら屋台船で美味しい料理を楽しむこともできます。
営業日:土日のみ
営業時間:8時から17時まで
クローンラットマヨム水上マーケット (Khlong Lat Mayom Floating Market) : バンコク
クローンラットマヨム水上マーケットの魅力はなんといってもアクセスの良さです。
他の水上マーケットへのアクセスは遠かったり、車をチャーターしたりと少し準備が必要ですが、
ここは電車で行くことが可能です。
① BTSスカイトレインに乗り、バンワー駅で下車、そこからタクシーで向かう
② 地下鉄MRTに乗ってパーシージャルーン駅で下車、そこからタクシーで向かう
肝心のマーケットの規模もなかなかの広さで、複数のゾーンに分かれています。
マーケットに到着したら、まずは近くにある地図を確認することをおすすめします。
船の上で食べ物を販売する売り子は他に比べると少ないものの、
シーフードやストリートフードなどの食べ歩きをしたり、
ショッピングを楽しんだりできるマーケットです。
もちろん、ボートツアーもあり、手ごろな価格で1日中遊べるのも魅力的です。
営業日:土日のみ
営業時間:8時から17時まで
バンクラー水上市場 (Bang Khla Floating Market): チャチュンサオ県
バンクラー水上マーケットは、ピンクのガネーシャで有名なチャチュンサオ県にある水上マーケットです。
外国人観光客の姿はあまり見ることはなく、タイ人の買い物客が多いのが特徴です。
バンクラー水上マーケットは、チャチュンサオ県の新たな観光スポットとするために、2008年につくられました。
ここのマーケットは、シーフード好きの方におすすめしたいマーケットです。
魚や蟹などはもちろんのこと、ここで捕獲されるオニテナガエビは、
バーンパコン川の豊かな恵みを受けて育っているため、
サイズが大きく、新鮮で身が詰まっているものが多く手に入ります。
シーフード以外にもたくさんの飲食店が並んでいます。
川を見ながらゆっくり食事をするのもおすすめです。
営業時間:土、日、祝日
営業時間:8時から18時
アヨタヤ水上マーケット(Ayothaya Floating Market): アユタヤ県
アヨタヤ水上マーケットは、マへ―ヨン寺近くに作られた、
人工池の周りに古い町並みを再現したテーマパーク風の水上マーケットです。
名前もレトロな感じを出すため、「アヨタヤ」としています。
敷地面積はとても広く、1日中楽しめます。
象の乗り体験もでき、食事やお菓子のブースもあります。
不定期ですが、タイの文化やアユタヤにちなんだ催しものが開催されています。
アユタヤの遺跡巡りと合わせて訪れるのもおすすめです。
営業日:毎日
営業時間:9時から19時
まとめ
水上マーケットは、タイの伝統や文化、そして地元の人の生活様式を垣間見ることができる場所です。
川とともに生活してきたタイ独特の雰囲気を感じることができると思います。
機会があれば是非訪れてほしいタイの観光地の一つです。
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